売上総利益(粗利益)とは
読み方:うりあげ・そう・りえき
別名 :粗利益、粗利、荒利益
英語名:
分類 :財務・会計|会社・経営
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商品の売上高(販売価格)から売上原価(仕入原価)を引いた金額のこと、つまり「売上-売上原価」。
大まかに示される利益。大雑把な利益である。
例えば、1000円で仕入れた商品を2000円で販売すると、粗利益は1000円となる。
メーカーなら「作って売る」がビジネスなので、粗利益は「売上高-製造原価」となる。
商売なら「仕入れて売る」がビジネスなので、粗利益は「売上高-仕入原価」となる。
一般的には「粗利、粗利益」という。
粗利益が販売価格に対する比率を「粗利益率(売上総利益率)」という。
計算式は、粗利益÷売上高で、上記の事例では、粗利益率は50%となる。
一般的に専門店は粗利益率が高く、スーパーマーケットやディスカウントショップの粗利益率は低くなる傾向にある。
また、粗利益には、販売活動に伴う広告宣伝費や人件費などが含まれているため、粗利益から「販売費及び一般管理費」を引いたものが「営業利益」となる。営業利益は本業の儲けを意味する。