新興国市場(エマージングマーケット)とは
読み方:しんこうこく・しじょう
別名 :エマージングマーケット、新興成長市場
英語名:Emerging Market
分類 :
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投資や貿易によって急激な経済成長を続ける、またはその可能性のある新興の市場のこと。
BRICs・中南米・東南アジア・南アフリカ・東欧といった地域的な市場をさす場合と、バイオ産業やIT産業など分野的な市場をさす場合がある。
経済が成熟した先進国などとは違い、エマージングマーケットは高いリターンが期待できるため、最近では対象国を組み合わせた投資信託(エマージングファンド)が人気となっている。
発展途上のため高い成長が期待できる半面、通貨の暴落、政権交代や急激なインフレなどのリスクもあり、一般的に先進国に投資するときよりもリスクが高くなる。
「新興成長市場」、「エマージングマーケット」とも呼ばれる。
1986年に、世界銀行の子会社である国際金融公社(IFC)が、発展途上国の資本市場の育成に力を入れるために作った用語。