一般職とは
読み方:いっぱん・しょく
別名 :
英語名:
分類 :
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職種分類の一つで、主に事務や庶務を中心とした定型的・補助的な業務をこなす職種のことを指す。基本的には、転居を伴う転勤・出向などがない。
一般職に対する用語として、総合職があり、これは基幹的業務に従事する企業の正社員のことである。
かつては、女性が総合職として採用されることが少なく、大半の女性は一般職であった。
しかし、男女雇用機会均等法によって、職場や昇進・昇給における男女差別が撤廃されるようになり、正社員を総合職と一般職に区別すること自体が男女差別であるとされるようになった。
現在では、女性でも一般職だけではなく総合職にも就けるようになっており、また実際の業務が多様化し、総合職との区別は曖昧になってきていることもあり、一般職は減少傾向にある。
ただし、企業によっては一般職と総合職の区別が存在し、男性のみが総合職となる場合もある。
通常、賃金体系も総合職とは異なる。